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スタッフ見聞録

2011.6/20-6/30☆
夏のはじめ、アイスランド半周

レイキャヴィーク散策と真夜中のラグーン

※気ままにブラブラしてみました。

今回はコペンハーゲンとヘルシンキも寄るため、アイスランド出発を夜中の1時にしました。
機中2泊になるのでややキツイですが覚悟の上です。
まずはホテル・フロンをご紹介しておきましょう。
当社で最もよく利用する、スタンダードクラスのホテルです。
朝食はスタンダードらしい簡素さです。
なぜか壁にはジャマイカ等中南米系のデコレーション。
まずロケーションは文句なしのメインストリート沿い 。
週末の夜は外がやや賑やかなのだけ注意してください。
フロンのよいところはロケーションだけではありません。
通常のツインやシングルだけでなく、ファミリーや3人以上のグループ向けに、広めの部屋があるのです。
キチネット付で広めのストゥーディオ、ベッドルーム2室とキッチンが別になった快適空間、2ベッドルーム・アパートメントはファミリーに最適。
エレベーターもあります。
今回はストゥーディオの部屋を利用させて頂きました。
ひとりなのでキングベッド1台の部屋ですが、ストゥーディオは2ベッド+ソファベッドで3名用の部屋もあります。
カップルにはこのキングベッドのお部屋でよいと思います。
部屋はとてもキレイで広々して、1週間くらいいたい!って感じです。
ネット環境も抜群です。
キチネットにコーヒーメイカー、レンジがあり調理器具も一通りそろっています。
冷蔵庫も付いています。
バスルームもピカピカです。
ホテルの裏側にはこんなスペースもありました。
さて街歩き。
しかし、海からの風がめちゃくちゃ強い・・・。
メインストリートは海と並行しているので比較的歩きやすいのですが・・・。
しかしこの好天もいつまで続くか分からないので、根性で海に向かって行きます。あの海沿いのオブジェを撮らねば。
ホテル・バロンの前の道路を渡ります。
車がびゅんびゅん通る道路で、渡るのが一苦労。
渡ってしまえばこんな感じになってます。
風が穏やかな日はこんなベンチでゆっくりするのもよいでしょうね。
このヴァイキング・シップのオブジェは強風のウォーターフロントで、このように海を見つめています。
季節や天候、時間帯により、全く同じ写真は撮れないんです。
今日は白波が立つ海で風の強さが伝わるでしょうか。
レイキャヴィークの町は、徒歩で観光する旅行者の視点で見ると、最も歩きやすいのが左のやや苦しい地図の「A」の部分です。
ベージュピンクの色が付いたやや太い道路はいわゆる車道で、歩行者にとっては流れの速い大河のようなものです。
「A」の右端にあるのが例のシンボリックなハトルグリムス教会。
この教会が左記マップ内の一番高い所に位置し、「A」エリア全体が傾斜のゆるい坂の町になっています。
「A」の地区は車が一台やっと通れるくらいの通りなので、中心地とはいえ落ち着いています。ショップやレストラン、アパート、住宅が混在となっており、目立って大きな建物は教会以外はありません。歩行者フレンドリーな、レイキャヴィーク繁華街です。
☆マークの付いたメインストリート、Laugavegur(ロイガヴェーグル)を西へ、チョルトニン湖側へ車道を渡った「B」エリアは、観光案内所やラディソン1919、セントラル、プラザなどの中心地にある中規模な4スターホテルが何件か軒を連ねています。
港にも近く大型バスも入りやすいこの一角は、観光客向けに整備されたエリアに見受けられます。
さてウォーターフロントから「B」エリアへ。
「A」地区にも近く分かりやすい位置にあるラディソン1919。
この地区には幾つかのスーペリアクラスの4スターホテルがありますが、いずれもこのくらいの規模で特に目立つ高層建築はありません。
スタンダードよりも上のクラスをお望みの方にはこのエリアがお勧め。
より大型のグランド、ヒルトンなどはダウンタウンへ歩いて行ける距離にはありません。
ラディソンの前は世界的に有名なホットドッグ・スタンド。
とにかく、ホットドッグに対する見方が変わります!
このスタンドで食べるチャンスがなかった方は、どこでもよいのでホットドッグがあったら食べてみましょう。
大体ここのドッグが基準にされている感じがします。
美味しさの秘密は;
ビール入りの湯で茹でるラム入りのソーセージ、パニーニっぽいサクサクしたパン生地、素材の味を殺さないマイルドなブラウンソース(ケチャップ&マスタードとば全くの別物)、そして極めつけはソーセージの下に隠れた、刻んだ生オニオンとフライドオニオン。
生オニオンは苦手な方も多いので抜いてもらってもいいけれどフライドオニオンは柔らかいソーセージとパンの触感に変化を付ける意味でも、このホットドッグの必須アイテムではないかと個人的には思います。
オーダーするとき何を入れるか聞かれるので、抜いてほしいものがなければ"Everything"と告げましょう。私はマヨっぽい白いソースだけ抜いてもらってます。
ラディソンの横を入って行くと・・・。
ツーリスト・インフォメーションに行きあたります。
この辺りはちょっとした広場になっています。
ツーリスト・インフォメーションを広場に沿って左へ。
手前はホテル・プラザ。
その並びがセントラル。
この辺りはよくバスが停まっています。
グループもよく見かけます。
「B」地区からチョルトニン湖へ。
天気のよい日は憩いの場です。
湖の目の前にレストランもあり、テラスでランチなどもよいものです。
水鳥が何種類もいるので面白いです。
向こう岸にはきれいな住宅地が広がっています。
よい散歩コースです。
さて「A」地区に戻りましょう。
車道を渡るとロブスター料理で超有名レストラン、フーマルフーシーズ。
メインストリートへ入って行きます。
少し登り坂。
赤い屋根はこれも有名なアイスランド料理レストラン、「ライキャルブレッカ」
アイスランドのアウトドアブランド、"66°North"、本屋やお土産店、食品店、レストランなどがぱらんぱらんと建ち並んでいます。
車の往来は少なく、スピードも出しません。
ツーリストももちろんいますが、ローカルな色合いも充分に楽しめるメインストリートです。
曲がり角にも表情があります。
壁のアートもよく見かけます。
ペイントするのが好きですね。
海やエーシャ山もちらりと。
この通りはフォトジェニック。
教会が正面に見えています。
街中に咲いているこの花木はナナカマドの一種。
教会周辺の通りはおしゃれな感じ。
猫のみなさん。
そういえば今回本物を見てない・・・。
・・・と思いきや、あそこにいるのは・・・。
近づいて行くと、自分から挨拶してくれる。
社交的ねー。
ご主人が帰るのを待っているのかな。
最後に教会の中に登ってみましょう。
入口を入るとすぐエレベーター。
ノーチェックなので乗れてしまいますが、左のショップで入場券を買いましょう(500クローネ)。
最上階からさらに少し階段を登ります。
わたしらはここでいいわ・・。
微笑ましいシニア・カップル。
階段を登ると、ぐるりと展望窓があるのでお気に入りの角度を探してみましょう。
これはチョルトニン湖側。
日没前の雪景色なんかがキレイそうですね。
ディナーは久しぶりに魚が食べたいかなと、フロンのおじさんにトラウト(マス)の美味しいところを聞くと、隣のScandinaviaはまあまあだよ、と。
こればかりは風土というものか、と海外でサカナ料理を食べる度に思います。肉はシンプルなグリルやローストで食べたりするのに、サカナはどうしても手をかけすぎな気がしますね。
リスボンで食べた、イワシの塩焼きみたいのに出会いたかった・・・。
さて、夜のケフラヴィークは思ったより人が多くビックリ。
エアポートバスも満席、空港の行列もすごかったです。
セルフチェックインできるマシンもあるのですが、荷物を預けるには結局並ぶ必要があるんですよね。
空港では長蛇の列なので(5月~9月くらいは)乗り遅れないためには2時間前には必ず着くように行ってくださいませ。
今回、エアポートバス(フライバス)は30分遅れて出ました。そういうことがありますから、早め早めでお願い致します。
人がわーっつといるとわかりにくいのですが、右の方のラインはアイスランドエアーじゃないので、よく行列を確かめて並びましょう。
アイスランドエアーの行列は真ん中あたりです。
照明のせいか、空港のカウンターにしては落ち着いた感じで好感がもてます。
さてチェックインが済んだのが23時くらい。空港前でタクシーをつかまえてブルーラグーン方面へ出かけることに。・・というかそう思い立ったので9時発のエアポートバスに乗ったのですが・・・、誰かを待っていたのか30分くらい遅れて出たのです。
ノーザンライトインへは溶岩の原野を両側に見ながら、空港から15分くらいかかります。
やはり夏は雰囲気が違いますね。
レセプションではおかみさんが快く迎えてくれました。
このオーロラ展望スペースを撮りたかったのです。

2年前くらいに作ったものの、内装などはまだ途中なんだそうです。
こんな感じで椅子が四方に置かれてて、充分な気もしますが・・・。
階下から自由に出入りできるようになっています。
天井以外は全てガラス張り。
オーロラ発見には最適の場所です。
こちらはロビー。

オーロラシーズンにはここで待機も。
メディカルセンターもちょっと。
こちらも寝静まっていました。
ブルーラグーンへの道。
誰もいない閉館後、この薄暗さ。
逢魔が時ってこんな感じ・・・?と思わせるものがありました。
本当にトロールが住んでいるのかもしれませんね。
閉館後のブルーラグーン。もうすぐミッドナイトです。
夕焼けとも朝焼けとも言えない、微妙な空の色を水面に映していました。

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