ticiogo

スタッフ見聞録

2013. 6/18-6/27☆
ミッドサマーのスウェーデン、インランズバーナンで行く北極圏

鉄道駅の反対側は別世界。美しいリバーサイドの散歩道。

イェリヴァーレ




イェリヴァーレのダウンタウン中心地です。

鉄道駅からもすぐ。

左の赤っぽい建物の中にツーリストオフィスが入っています



中心の中心は広場になっていて、イベントなどにも利用されます。



こちらがツーリストオフィスのある建物。

昨年1月に来たときは非常に重厚な雰囲気でしたが、夏はやはり全然違って見えます。

入口です。

この重々しい木の扉から。

ツーリストオフィスは、壁面いっぱいの絵を見ながら階段を登って2階にあります。

普段はこんなに人がいないかもですが・・・。

広く明るい廊下にもびっしりと色々な資料が整理されて置かれています。


イェリヴァーレでおみやげを買うなら、ここか、さらに上の階にあるミュージアムのショップが一番よいです。

なるべく土地の物を選んで置いているそうです。
手工芸品やTシャツなどもセンスいいものが揃っています。


これは地元で採れたベリーを乾燥させたもの

こちらはジュース⇒
果汁の原液なので疲れが一気に吹き飛びますよ。
おみやげというよりはその場で自分に飲ませてあげてください。


上階への途中に、珍しい博物館があります。

モスキートー・ミュージアム(蚊の博物館)です。

階段の踊り場を利用したタタミ一畳分くらいのスペースなのですが、これが結構人気です。

ちょうどこのミッドサマーの頃は蚊の大発生時期で、川べりなど歩いていると大変です。

日本の蚊と違うのは、明るい太陽の下でブンブン飛んでいる、真っ黒で大きいので一瞬ギョッとするがそれほど刺さない、刺されるとチクッとするので血を吸われる前に対処でき実質的な被害には案外合わない、動きを止めるとたかってくるが歩き出すと追ってこない(あきらめがよい)、ミッドサマーをピークとしてだんだん減っていき8月半ばも過ぎればもういなくなる。


つまり、知らぬ間に人の血を吸うテクニックにたけていて周到で陰湿、たっぷり4か月くらい蚊取りグッズのお世話になるような日本の蚊事情に比べれば、ジョークのようなものかと。


←なんか見たことある物もありますネ。



ミュージアムのショップコーナーも充実しています。

左に見えているTシャツは蚊の絵柄。
この発想は日本にはないですね。
おみやげに面白いかも。



これは鉄道駅。

なかなか見事な駅舎で、何かの賞をとったことがあるとか。



駅の脇にある鉄橋を渡ってみましょう。

川の反対側がイェリヴァーレの街の古いエリアのようです。

昔の建物などもこちら側にあります。



まるで別世界。

リバーサイドは大変美しい散歩道になっています。



白い花はレースフラワー。

これほどナチュラルで美しい川べりは見たことがありません。



これはオールドチャーチ。

新しい方はこちら→
駅の近くにあります。
そもそもこの新しい教会の建物は本当はヨックモックに建てるはずのもので、今ヨックモックに建っているのがイェリヴァーレに建つはずだった・・・と聞きました。


このオールドチャーチはとても絵になります。

夏にも秋にも冬にも。



駅を背にして左の方へ歩いて行くと橋に出ます。

橋を渡ると、何やらお城のようなものが目に入ります。

これは駅前のグランドホテルが所有する宿泊施設だそうです。

現在は主にVIPとか長期の宿泊客用で、一般的にホテルとしての利用はできないのだとか。

川の反対側を歩いてみましょう。

←馬の標識!馬も通るよ、って意味でしょうか。

聞けば若い女性の間で乗馬は人気だそうです。

いやー、うらやましいですね。

こちら側は草地が広いのですごいお花畑になっています

ところで真っ盛りのこの花ですが、パープルの花はミッドサマーフラワーというそうです。淡いパープルのもその変種かと思いますが。

スウェーデンの伝統的な夏至祭ではこれらの草花で思い思いの花輪を作って、乙女が頭に付けるのです。

夫婦でお散歩中。

だいぶ歩いて来ました。

この辺りはイェリヴァーレで最も古い地域とのこと。

川と緑と、美しい風景の中でゆったりした家が点在し、こんなところに住めたら最高という感じでした。

レースフラワー越しに。

対岸の芝生と赤い家に夕日ならぬ夜の太陽が当たり、夢のようにきれいでした。

人気のあるアクティビティのひとつ、家庭訪問。

地元スウェーデン家庭にお邪魔して、手料理を頂きながら色々おしゃべりするのです。

キッチンやリビング、ガーデンなど暮らしぶりも見せて頂けます。

簡単な英会話は必要ですが、スウェーデンの家庭生活など色々聞いてみたい方にはうってつけ。

今日はアークティック・チャー(北極イワナと訳されますがかなりマスに近い味)。

これはサーミの食文化のひとつ、コーヒーチーズ。

黄味がかったいびつな豆腐みたいな感じで弾力があります。

特に決まりはなくコーヒーの中に適当にババッと入れてかき混ぜながら飲みます。

チーズ自体は驚くほどさっぱりしていてマイルド。

ふとチベットのバター茶を思い出しました。

あれは強烈だったけど、このコーヒーチーズはくせがなく、どなたでも楽しめそうです。

すごく傷みやすいので開封後は冷凍保存がベター。

おみやげに持って帰るのはちと無理です。

アクティビティといえば、このミッドナイトサンツアー。

欧米人に結構人気のようですが・・・。あいにくこんな状況でした。

ちなみにオーロラシーズンになったらやはり同じようにこのドゥンドレット山に登って鑑賞します。
見晴らし抜群で、風や寒さから避難できるカフェが近くにあるので安心です。

スタッフ見聞録

ticiogo