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北緯78度の世界。
スピッツベルゲン

北緯78度の世界。スピッツベルゲン

■コースポイント:スヴォルヴァール諸島スピッツベルゲン島、ゲートとなるロングイヤービエンは意外にも日本からSASで往復同日接続が可能です(曜日による)。ご紹介するのはシンプルな6日間。3月後半~4月中旬と8月後半~10月後半、これ以外はポーラーナイトか白夜のいずれかという極地です。


■モデルスケジュール(同日接続できる場合)

1日目

SASで同日接続の場合、成田~コペンハーゲン~オスロ~ロングイヤービエン。
2回乗り継ぎで深夜に到着します(00:40-01:30)
エアポートバスでホテルへ。

<ロングイヤービエン泊>

2日目

フリー。

お勧めはロングイヤービエン観光のツアーに参加されることです。
町の外で個人では行けない場所に車で行く、どなたでも楽しめるツアーです。
午前と夕方の2回で約2時間。ダイナミックで印象的な景観に沢山出会えます。

<ロングイヤービエン泊>

3-4日目

フリー。

英語ガイドによるツアーに参加するのが基本です。
観光はボートで行くものが主体で(3-10月後半)、かつてロシア人の町があった廃墟や海に流れ込む氷河、バードネストなどを見に行きます。また5月上旬頃までは冬のアクティビティが可能です。

<ロングイヤービエン泊>

5日目

エアポートバスで空港へ。
日本へ同日で接続する場合はロングイヤービエン~オスロ~コペンハーゲン~成田と来た道を辿ります。

<機中泊>

6日目

日本各地到着。



■応用&アレンジのおすすめ
オスロとトロムソから直行便があるので、どこかと組み合わせるとすれば拠点となるのはこの2都市です。同日接続にこだわらなければSAS以外の方法で日本全国の空港からも組むことができるでしょう。

ロングイヤービエン
北極を除けば最北の場所であり先住民族すらいなかった場所なので、生活感やローカル色はありません。町を出ればSF的景観が広がり、地球最後の日のための種子を保存する世界種子貯蔵庫はここにこそ似合います。町中でも常にしろくま注意です。
ロングイヤービエン 町の中心部
ロングイヤービエン 教会。どこからも山が見える。
ロングイヤービエン 世界種子貯蔵庫はツアーで


ボートクルーズ
町の外には道路が無いので海路と冬のモービルやソリ、特殊車両が移動手段です。ボートツアーは3月~10月の運航で、5月中旬~9月後半まではスピードボートにより4-5時間で観光が可能。それ以外の中間期は2倍の時間をかけて往復しますが代わりに氷河へ立ち寄ります。
ボートツアー 中間期のボート
ボートツアー クジラとサーモンのBBQ
ボートツアー 氷河ロックのサービスも

ピラミデン
かつてロシア人が作った炭鉱の町で、廃鉱後に無人と化した町がそのまま残されています。地球滅亡後の町のような印象を受け大変興味深いため、一番人気のあるツアーです。ライフルを背負ったロシア人ガイドの先導で学校やサッカー場などを見て回ります。
ピラミデン かつての町の入口
ピラミデン がらんとした学校の中
ピラミデン 掲示板も残されています


バレンツブルク
もうひとつの人気ボートツアー。ピラミデンより近いので行きやすく、こちらは500人が住んでいる実存の町です。住民は殆どがロシア人で、立派な学校ときれいなホテル、スポーツセンターなど設備も充実しています。
バレンツブルク 海上から見た町
バレンツブルク 子供たち。建物は集合住宅。
バレンツブルク 世界最北のビール工場


ロングイヤービエンとボートツアー他見聞録