スタッフ見聞録
2012.1/16-1/24☆
真冬のスウェーデン北極圏
今何時だろう。これは昼?夜?それとも朝?・・・そして時間が止まったように静かな世界。
真冬のスウェーデン北極圏。雪と氷と淡い光が造り出す幻想的な世界を旅しました。
イェリヴァーレへ
さてこれはストックホルムのアーランダ空港内のスカイシティ。
北極圏へ行くにはターミナル移動の時間と、荷物のピックアップ・再預けの時間が必要です。
荷物に関しては今回のように乗継時間が少ないときはピックアップしなくてよいということになったり、原則ではあっても絶対という訳ではないのでややこしいのですが。
いずれにせよコペンハーゲンよりはむしろストックホルムで多めに時間を空けるのがベターです。
ターミナル内にあるエアポートホテル、ラディソン。
今回はルーレアという空港で降りてバスに乗り、がーっと走ってイェリヴァーレに着きました。
さすが、こういうことはグループしかできない・・・。
途中、北極圏に突入ポイントで下車してシャンパンで乾杯までしました。
スゴイ。
←イェリヴァーレを代表するホテル、グランドホテル・ラップランド。
このホテルの向かいが鉄道駅です。
なので個人旅行では空路よりも(近くに無い)ストックホルムからの夜行列車が便利です。
中はシックでモダンな感じ。
時間が遅かったので空いていましたがスキーシーズンなどは賑わうのでしょう。
1月はまだ日照時間が短いので、スキーにはやはり2月中旬以降がシーズンになります。
レストランには日本語の上手なイケメン男子がいて、眠気眼だった女性陣は突如騒然となりました。
大変残念ですが写真を撮ってなかったみたい・・・。
いつもいるのかは不明です。
愛知県の岡崎市にいたことがあるそうです。
これは翌日のディナーですが大変美味でした。
ほんとにスウェーデンってどこで何食べても美味しい。
部屋は改装して間もないようにとても
きれいでした
。
インテリアはモダンでスタイリッシュな感じ。
バスルーム。
右のガラス扉の中がシャワールームです。
イェリヴァーレ市内を見学します。
ここはダウンタウンの中心にあるショッピングエリア
。
この建物の中にツーリストオフィスがあります。
ミュージアムカフェも入っています。
ツーリストオフィスは月~金の09:00-17:00
。
2階へ上がる階段の途中にある大きな壁画がすごいです。
←クリックで全体像。
ツーリストオフィスは数あれど、イェリヴァーレのは本当にいいオフィスだと思いました。
スペースは決して広くありませんが、スタッフが充分にいるし(いつもこんなにいるかどうかは分かりませんが)、とてもフレンドリーな雰囲気。
何か妙に居心地が良い空間です。
パンフレットや地図などの他にちょっとしたお土産品も置いてあるのですが、それらが厳選されていてなかなか良いのです。
そして是非訪れて頂きたいのはサーミ・ショップ。
ここもガラス張りの小さな店なのですが、手づくりの工芸品が沢山飾られています。
サーミ・アートというか、何ともいえない味わいの物ばかり。
特に心惹かれる、ガラス工芸品。
ひとつひとつの物から
この土地の文化や
作り手の心
が伝わってくるような。
グッズの他に、冷蔵庫にはサーミ食品も。
これらの食品目当てにこの店に来る人も多いとか。
←こちらはトナカイの肉。
←こちらはヨックモックのSkabramいうファームで造られたコーヒーチーズ。
角切りしてコーヒーに入れて飲むんだそうです。
スーパーマーケットはとても広くて色々な物が売っていて、じっくり見学する価値あり。
朝食でもよく出てくる、クネッケブロートは最も売り場面積が広かった気が。
実に色々なブランド、種類、サイズ、形・・・。
パッケージもカラフルで壮観です。
自宅使いのお買い得サイズって感じの物はまさに山のように積まれていました。
さて、次はイェリヴァーレ郊外にあるAITIKの露天掘り見学。
鉄はキルナが有名ですが、このイェリヴァーレにも大規模な採掘場があります。
真っ白な世界にこのマシンを見ると別の天体に来たような気が。
ここでは超巨大なマシンも見もの。
棚田と見まごうこの露天掘りの規模は長さ約3km幅1km、深さ400m。
主に銅、またシルバー、ゴールドも採掘しています。
冬季の見学は10名からの受付になります。
次は馬ぞりでサンタクロースに会いに行くというアトラクション。
北欧で活躍する馬は大抵アイスランドホースです。
しかし大人を10人近く乗せて走るってスゴイ。
雪深い森を通り抜けて・・・。
サンタの家に到着。
あたたかい部屋で素朴なランチと直火で入れるお茶やコーヒーなどを楽しみます。
そしてサンタ氏が直筆で名前入りの色紙をくれたりします。
イェリヴァーレへ
ラポーニア
アビスコ
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キルナ
トランジットでコペンハーゲン観光
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