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デティフォス方面旅行録

ヴィーティ駐車場
今日も小雨モード。SBA社のバンで出発。
昨日のおじいさんドライバーでした。
ヴィーティ
まずは火口の湖、ヴィーティーでストップ。パーキングの目の前なので停車は短く、5分か10分程度です。時間があれば湖の周りを一周することもできます。
ヴィーティ
1時間もあればいけるでしょう。但し雨の後などスリップしやすいので十分注意!と書いてあります。滑ると途中でつかまるものがなく、湖へ・・・。向こう側に小さく人が写っていますね。
デティフォス・パーキング
次はデティフォス。しばらくハイウエイを走った後、土埃舞う砂利道をゆっくり登って行きます。デティフォスに至る道は右も左も荒涼とした、草の一本も生えない大地の真っ只中。道は広くなく、バスが夏しか通れないのも頷けます。ヨーロッパ最大の水量を誇る滝への期待が高まります。
デティフォスへの道
デティフォスのパーキングにはトイレがあるだけ。はて、滝はどこに・・・?と、こんな所を15分くらい歩いて行きます。
**ランチについて**
このバスではゆっくりランチタイムがとれないしフーサヴィークまでジュース一本買う場所がないので、予め簡単なサンドイッチやドリンクを用意しておく必要があります。各ストップでも食べる時間はなく、バスの車内で食べても問題ありませんが、なるべくシートや床にソースが付いたりすることのないような食べ物が望ましいです。
デティフォス
次第に轟音が近づいて・・・。見えてきました。 水しぶきが見えるでしょうか。
デティフォス
さすがヨーロッパ一の滝、水しぶきが半端じゃない!横殴りの雨の中を歩くのと同じです。足元も滑りやすいのでしっかりしたシューズと雨具必携です。カメラも濡らさないよう注意!
フリョウザクレッタル
さて次はフリョウザクレッタル低木ですが風景の中に植物が増えてきました。ここは玄武岩の奇岩がぽんぽんと誰かが置いたみたいにある場所です。歩きやすいトレイルが整備されています。
奇岩
氷河好き、滝好き、温泉好き、そして岩好きの方もアイスランドはMUSTスポットです。特にここは独立した大きな岩の繊細な表層をじっくり見られて特に岩好きじゃなくても印象に残ります。
入口のマップ
入口にマップがあるのですがいまいちよく分かりません・・・。適当に歩いて行って、ここが一番奥かな?という感じの所を折り返して、普通に歩いて一周しれくればちょうどバスの停車時間に少し余裕で間に合うくらいの感じです。
入口
そしてさらに緑が多い!。アイスランドに来てから今まで、こんなに沢山の緑に囲まれたことはなかった!という場所です。
散策路
木立の中を歩いていると一挙に満たされ、豊かな気分になっていきます。
水場
屏風のような岩、美しい水場。何か意味ありげな場所に思えます。
レアな森
木陰の中にはこんな植生も。乾いた体が一挙に潤います。人間も自然の一部なのだなあと思う瞬間です。
オーディン伝説の地
小高い所から見渡す全体像は雄大そのもの。伝説では北欧神話の主神オーディンの馬が付けた足跡が渓谷になったとか。まさに神々の休息所だったのではないかと思わせる。インスパイアされる風景でした。
海に
アゥスビルギを出てしばらくすると海に出ます。海沿いに半島を周って、ホエールウォッチングの町フーサヴィークのN1で休憩の後、バスは一路アークレイリへ。やがてバスに寄り添うようにフィヨルドの海が近づいたら、まもなくアークレイリ。
アークレイリ空港
バスはまず空港に立ち寄ります。空港ビルの出入り口。レイキャヴィークから着いた人は、こんな風にすぐバスに乗り換えられるようになっています。