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スタッフ見聞録

2015. 6/13-24 by スタッフB
東西グリーンランドとアークティック・ウミアックライン船旅

レイキャヴィークからクルスクへ




今回はフィンエアー。SASと交互に乗っているこの頃です。

ヘルシンキ着陸前に出る「軽食」。私はいつも焼きおにぎりでした。
これから北欧って時にべたっとした焼きおにぎりが出てくると一気にテンション下がる!とか、しばらくこういうものは食べられないのでよいのだ、とか諸説ありましたが(焼きおにぎり論争)、今回はジャージャー麺と初対面。

2択なら個人的にはこちらですかね
ちなみに焼きおにぎりはこんな感じ
*エコノミー・コンフォートについて
(マリメッコデザインのポーチがもらえます)

エコノミー席前方の足元が少し広い座席です。離陸後、機内アナウンスがあれば差額を支払って(2015年6月現在60ユーロ)席を移ることができます。




今回はヘルシンキからアイスランドエアーとのコードシェア便でレイキャヴィークへ。現状はヘルシンキに少し早く着く中部発しか乗継ができない便ですが、16:00にアイスランドに着けるのは魅力です。
撮影ができないエリアなので写真はありませんが、下記に最短乗継3原則を述べます。

*ヘルシンキの最短乗り継ぎ3原則

1)速やかに降機できるようなるべく前方の通路側席をとる
2)降機後1人でも多く抜き去りながら速やかにセキュリティチェックへ移動
*セキュリティチェックにどれくらい人がいるかは「運」
3)セキュリティ通過後「自動化ゲート」でパスポートコントロール通過。
*ゲートまでの移動距離がどのくらいあるかはやはり「運」




というわけで乗継時間55分なのですが楽勝で少し時間が余りました。

アイスランドまで約3時間半。

もうすぐ着陸です。
もう雪はありません。


到着。久々のアイスランドです。

空港では随分と店が増えていました。



ターミナルには充分な食事施設があります。

アイスランドから帰る時も空港でゆっくり朝食をとれますから、無理して早朝にホテルで食べることはありません。




シェンゲンの入国を済ませているので、アイスランド到着後にやることは荷物のピックアップとエアポートバスのカウンターへ行くこと。

両替は並んでまでする必要はありません。


今回の宿はホテル・ホルト。住宅地の中に溶け込むように建っています。
大変閑静なのにメインストリートや

↑まで歩いてすぐ。ホテル・オーディンスヴィエの近所でもあります。
外観が地味で損していますが、中身はスタンダードより上。
ここは穴場かも。



さて今回レイキャヴィークに2泊だけする目的のひとつは、今年6月から各社で売り出した「アイスケイブ」ツアーの視察です。

まずはフロインフォッサルで下車観光。

レイキャヴィークから北東へ約130km、2時間弱行ったところです。




アイスランドの滝の中でも特に繊細な美しさのある滝で、なかなか行くツアーが少ないので希少です。

周囲は散策路が整備されており、ここで40分くらい時間をとります。



近くでランチをとって、氷河まではもうすぐです。ラングヨートクルはアイスランドで2番目に大きい氷河で、アイスキャップと呼ばれるタイプの氷河です。




麓でバスを降りて、特殊車両に乗り換えます。

モンスター・グレイシャートラックというんだそうです。



ゆっくり登って行って、頂上に到着。





ここがアイスケイブの入口です。



クランポンを履いて、専用ガイドと共に中に入っていきます。

ところどころで止まってガイドが説明し(英語)、一回りして大体30分くらい。
この日のツアー参加者の国籍はアメリカ・中国・マレーシア・ドイツ・日本。




何箇所かクレバスの裂け目を覗ける場所があり、皆興味津々。





夕方6時頃レイキャヴィークに戻りました。

今年から夏の間だけ、メインストリートのロイガベーグルが歩行者天国になっています。
急に決まったのでホテル送迎などで混乱が心配されたのですが、縦に交差する道は今まで通り車で入れるので大抵近くで停めることができ、大きな問題にはなっていないようです。



レイキャヴィーク滞在が日曜に当たっても大丈夫。

メインストリートにあるこの本屋さんは日曜日も夜10時まで営業で大変たすかります。

本や地図、文房具などのほかキーホルダーやマグネット、こじゃれたTシャツなど手頃なお土産関係も充実していますよ。
2階にはカフェもありゆっくりできます。


さて市内の空港から東グリーンランド、クルスクへ向かいます。

クルスクまではエアー・アイスランド(アイスランドエアーとは別もの)、クルスクからはエアー・グリーンランド(ヘリコプターですが)。

荷物はスルーで預けることができました。


離陸してしばらくすると右手にスナイフェルス氷河がずっと見えていました。

SF「地底旅行」にも出てくる、アイスランド屈指のパワースポットです。


海の様子が変わった。

眼光が開く?
目が輝いてるのがわかる。


海岸線に迫る険しい山。

いよいよです。



おおおー

何かを連想するが何か分からない(後でわかる)


到着~。

乗客は欧米人が過半数。


舗装されていない滑走路を歩いて空港ターミナルへ。


反対側に出たところ。
ここが玄関です。


時間があればビレッジまで歩いて行けます。

大体3km位だと思います。


周囲はこんな感じの風景。このとき5℃くらいでした。

やはりアイスランドよりはだいぶ季節が前に戻る感じです。

ターミナルの中にはチェックインカウンターと店が一軒。

奥の方にお土産コーナーがあってカナディアングースのウエアも売られています。

ここでエアグリーンランドのチェックイン。

予定の便はフライトキャンセルで一本後の便に振り替えられていました。


ここで食べられるのはホットドッグとマフィンくらい。




一応英語のアナウンスもあり、エアー・グリーンランドのヘリに乗り込みます。

~どっから来たの?
愛想のいい兄さんが誘導してくれる。
一緒に乗り込んだのは山装備のオーストリア人たち。
~Welcome to Greenland!