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スタッフ見聞録

2014. 9/4-9/12☆
イエローナイフ・ホワイトホース&バンクーバー
イエローナイフ3日目

さて今回泊まってとても気に入ったB&B。

ロケーションがいい(オーロラ目の前で見れる、オールドタウンに隣接)

オーナーがいい(さっぱりしてさわやかな人)

犬のしつけがいい(巨大な狼みたいのが3匹いるけど2Fから降りてこないし非常にしつけがよく脅威を与えない)

部屋がいい(広い、キチネット付、センスもいい)

B&Bって例外なく犬がいて、初めての客にはワンワン吼えたり悪気は無いけど飛びかかってきたりする場合もあるので、犬が苦手な人には不向きです。

でもここのワンは剥製か?ってくらい巨大なのにワンともすんとも言わなくてしつけによってここまで違うかと驚かされる。

玄関から入ってすぐ左の部屋がファミリースイート。

広くてダークな木の床がちょっとアーリーアメリカンな感じでとても素敵です。

ベッドが窓際にクイーン1台、左に見えてるのがクイーンサイズくらいのソファベッド。

ベッドシェアすれば4名までOKです。

テーブル&椅子の向こうにちょっとしたキチネット。

流しはありませんがレンジ・コーヒーメイカー、冷蔵庫、食器類など。

洗いものなどは1F奥の共用キッチンで。

引き出しの中のサッポロ一番はサービスなのか前のゲストが残していったのか・・・。

コンパクトですがバスルームもきれいです。

右がシャワールーム。

電気のストーブ。

私はどちらかというと暑がりだと思いますが、夜はこれが必要でした。

ファミリールームのほか、クイーンルームもあります。

1人ならこちらで。

窓向きは同じで、広さ的にはクイーンベッド1台が部屋の多くを占めます。

こちらにもファミリースイート同様のキチネット的設備があります。

夜更かしが楽しく安心です。

このB&Bはセルフケイタリングという訳ではなく、一応簡単な朝食が共用キッチンに置いてあります。

今日はアップルブルーベリークリスプってやつでした。(美味しかった)

10時半くらいに起きて何となくお腹空いている気がしてランチまでのつなぎに、っていう感じの時にちょうどいい。

足りない人は共用キッチンに置いてあるシリアルや、冷蔵庫に入っているものを適当に食べてよいみたいです。

正面玄関から前方はこんな感じで、すぐウォーターフロントです。

家の前はこんな感じ。

オーナーのキャシーは夏だけカヌーツアーをやっているようで、人が沢山乗れるカヌーが置いてあります。

ここからオーロラがよく見えそう。

足元は湿地になっているので昼間様子をみておくとよいでしょう。

右前方に見えているのがオールドタウンの住宅です。

ロケーション的にはオールドタウンの手前のウォーターフロント。

実際にはオールドタウンって感じではあります。ブルックスレストランなどもすぐだし。住宅地を抜けてダウンタウンへ歩いて行くと30分弱くらいかかります。

この長い道の向こうがダウンタウンです。
バスもありますが本数が少ないのと、滞在中の運動にちょうどいいかなと思います。



さて今日のランチはベトナミーズ。

イエローナイフのダウンタウンには2件のベトナム料理店があります。

ひとつは日本の方にも人気のサイゴン。

サイゴンよりだいぶ庶民的なのがこのヌードルハウス。

←ポーラースイートのKさんが食べていて美味しそうだった(^^;)、汁ナシタイプのVermicelli(ヴァーミセリ)。別添えのタレをかけて食べます。

こちらはオーソドックスなスープヌードル。

アッサリして消化がよいのでどなたにもお勧めです。

このビーフの調理加減も尋ねられます(レアとかウエルダンとか)


こんな門構えです。

すごく気楽な感じがいいです。

店内も食堂、って感じ。



ちなみにこちらはサイゴンの同じメニュー(薄切りビーフのせスープヌードル)。

こちらは少し醤油を入れるのかな。

全体的にこぎれいな感じです。

門構えも店内もきれいで高級感があります

味に関してはそれぞれに好みがあるようです。

もう少し回数通ってから語りたいと思います。


さて午後はキャメロン滝ハイキング。

多くの方が参加される夏秋の人気オプションです。

歩き始めはこんな木立の中の歩きやすい道。



やがて岩場が出てきます

ゴロゴロした岩場ではなく、比較的平たい岩盤といった感じのもの。

この日は問題なかったですが、濡れていると滑りやすそうです。



アスペンの木立の中と岩盤の上を交互に歩きながら進みます。

アップダウンも多少あります。

若い方ならひょいひょい行けますが。

川に近づくにつれ、ずっと岩場。


最後は階段。



そして川べりに出ます。

ここも岩盤の上で、あまり川に近づくと、落ちます。

実際過去にそういう事故があったそうです。



ここでは小さなクッキーが配られます。

砕いて手の平に乗せると、鳥がやってきます。

これは皆さんに大うけ。

帰り道も鳥が後を付いて来て、かわいかったです。



滝はこんな感じです。想像より大きいかな。

滝のある風景を見慣れている日本人には正直言って特別な風景ではないと思いますが、色づいた木立の中を歩いたり鳥と触れ合ったり時にはこういう自然の中へ出かけるのはいいと思いますね。

また、途中の道のりも森や湖などの開けた自然の風景を見ながらのドライブで、ビーバーの巣に立ち寄ったりもして、なかなかよい気分転換になると思います。



この後、ベックスケンネルのオフィスを訪問しました。



←トレーニングから戻ったところ。

ソリ代わりにこの車を引いて来たようです。

こちらがオフィス。
ツアーが出る前の待機場所でもあり、暖かいものを飲みながらこちらで時間調整します。

犬ぞり、冬のアクティビティの全てはここを拠点に発着します。

ちなみにこの奥には宿泊施設もあり、ここに泊まることもできます。

オフィスでは常に防寒具が置いてあります。

なので夏や秋でも必要な方にはいつでもお貸しできるのです。



ずらりと飾られたトロフィー。

ベックス・グラント氏は世界に名だたる犬ぞり師なのです。



ベックスさんその人。

とても温かく、気さくな方です

ここには常に150頭余りの犬がいます。

こちらが本業なので、犬ぞりのオプションは実に多彩です。

訪問者が来ると、「あっしの出番?出番?」って感じで犬たちは大騒ぎ。

ボスの中のボス、ベックスさんが現れると、犬たちの騒ぎは絶頂に達します。

さて最後の夕食は、宿から歩いて人気のビストロへ。

ブルックス・ビストロです。

広い店ではないので早めに行くことが肝心。

レストランというよりは食堂、ですね。

店内は壁から天井から扇風機に至るまで、耳なし芳一みたいに落書きで埋め尽くされています。

メニューはフィッシュがメインで、こんな感じ

新鮮な素材の味が生きた、美味しい一皿でした。


ところでこの夜、オーロラは不発でした。
初日と2日目でかなりいいのが出たので、今夜辺りゆっくり寝たいなという感じでもありましたが。

ツアーを入れていない日でよかったです。

コレは赤(オーロラの嵐!)を示していたのですが・・・・。