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スタッフ見聞録

2014.6/6-6/19☆
夏のイタリアと南フランス
アマルフィのホテルと町歩き
夕方、アマルフィのホテルに到着。

ここはすんごいロケーションでした。

窓から見えている階段は街の中心にあるドゥオモ。


窓を全開するとこんなビュー。

ドゥオモの前はこんな感じで、日中はずっとカフェも教会を見に来る観光客も多くがにぎわっています。

こういう街の息遣いみたいのが感じられるところに泊まりたい場合、ヨーロッパ、特にイタリアやフランスなど古い街並みがそのまま今に至っているところは、概して古い建物の内部をリフォームした2-3スターホテルが多くなります。




よい面としては、まず雰囲気です。街の中に溶け込んでいる感じの建物、独特の世界へ入って行くようなわくわくする感じ。


その代償として問題点はいくつかありまして、そのひとつはこういう段差。

アマルフィ一帯はどうしても段差が多いので、街中にもこういう風に階段があることが多いです。大きくて扱いにくい荷物を持って行かれる方は苦労されると思います。

中に入っても、レトロと言うか、昔のまんまで新鮮な美しさがあります。

廊下は概して狭く、色々な造りが小さいのも特徴。



中はもちろん、特にバスルームは近代的に改装されています。

概してシンク周りが狭い、シャワーオンリーなどであり簡素ですが清潔。



それから、そもそもホテルへたどり着くのが第一の難関

こんな道の先にあったりするので、車は入れません。

車で行けるところまで行って、後はご自身で荷物を引いて行って頂く必要があります。

さらにいびつな階段が加わったり・・・。



一方デラックスホテルになると、やはりこういう階段はあるものの

下の道路沿いにあるエントランスからエレベーターで一気にロビーに行けたりします。

もちろん車も目の前に停められます。


人気ホテルのひとつ、マリーナ・リビエラもそういう構造。

このクラスのホテルでは、一番眺めのよいところにレストランやラウンジなどが必ずあります。



マリーナ・リビエラの並び、道路がカーブするところに建つルナ・コンヴェントは、道を挟んで超絶壁の素晴らしいレストランを持っています。

ここはレストランだけでも利用してみたいもの。



そのレストランの横にはすごいロケーションのプールも

この2つの施設はこのホテルの大きな魅力。



こちらはアマルフィで一、二を争う人気ホテル、ミラマルフィ。

最上階が道路に面していて、客室は段々と下って行く感じになります。

一番下の方にプールが見えています。人気の秘密はロケーションと眺め。

車でポジターノ方向から来ると、アマルフィの街に向かって道路がカーブして下り始めるその手前に建っており、アマルフィの街を美しい角度で望むことができるのです。



それはまさにアマルフィ・コーストらしい眺めです。

角度は色々だと思いますが、全室から海を臨みます。


←最上階のバー&レストランは夕暮れ時にぜひ!



最後にご紹介するのはアマルフィで最もエレガントな5スターホテル、サンタ・カテリーナ。

アマルフィ出身のドライバーが誇らしげに案内してくれました。

ミラマルフィの近く、少しポジターノ寄りの高台に位置しています。

ミラマルフィ同様道路に面したエントランスは一番高いところにあり、ロビーを通り抜けた先が美しいテラス。

ここからアマルフィのほうを見渡すと・・・他の4スターホテルも見渡せます。

ここもぐーっつと下にプールがあり、エレベーターで海の高さまで下って行くことができます。途中には緑豊かなガーデンテラスもありました。


さてホテルはこれくらいにして、アマルフィ散策について。

街は海に平行している車道や小道が幾つかあり、上下の道をつなぐ階段がところどころにあります。

真ん中の車道がアマルフィと外の町を結ぶメインロード。
ミラマルフィやサント・カテリーナ、マリーナ・リヴィエラ、ルナ・コンヴェントなどの主要な4-5スターホテルはこの道路沿いにあります。

一番下の道と真ん中の道をつなぐ散歩道は涼しい木陰。

夏のアマルフィは暑いので、この一帯はまさにオアシス。

階段の途中にはこういう休憩スペースや公共のトイレもあります。

これは上の小道。ドゥオモがあるアマルフィ中心部と高台のグランドホテルをつないでいます。

とても見晴らしのよい道です

中心部に近づくと、民家や時々B&Bや小さなショップなどが建ち並びます


海辺に出ると、少しこじゃれたところもありますが、

海水浴場とか海の家みたいなのがあって、なんかほっとします。

海辺から、こんな門をくぐって街の中へ。

なんか一瞬アジアっぽい気もしたりして

こんなおみやげも売ってたりしますが

隣り合わせに民家があって生活観があるところがいい。

夕闇があたりを包みはじめ、ドゥオモ広場には趣のある明かりがともります。

ローカルとツーリストが混在し、ブラブラと夏の宵を楽しんでいるようです。

リゾート色が強いポジターノと比べると、こういう庶民的な雰囲気がのアマルフィの特徴ですね
これは好みの分かれるところでしょうか。

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