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スタッフ見聞録

2012. 9/28-10/2☆
フェアビューマウンテン登頂とレイクオハラ・ハイキング

カナディアンロッキーの中でも特に「聖地」と言われるレイク・オハラを訪れるチャンスに恵まれました。

レイクオハラ、ハイキング

モレーンレイクを後にして、今日はレイク・オハラへ向かいます。

←途中、立ち寄ったレイクルイーズのビジターセンター。

晴れてきた空、うっすらと朝日を浴びた山が大変美しく。

右のゆるい三角が昨日登ったフェアビュー・マウンテンです。




これはマウント・テンプル(3554m)、レイクルイーズエリアでは最も高い山です。

威風堂々、素晴らしい姿にほれぼれ。





レイク・オハラへは一般車両は入ることができず、国立公園が運営するシャトルバスで一日42名までに規制されています。

バスの予約がなかなか大変で、予約方法は電話のみなのです。

シャトルバスは6月中旬頃から10月初旬頃までですが、今年は9月30日の今日が最終日。

好天続きでまだ雪はありませんが、いつドカッと降ってもおかしくないそうです。



トトロの里へ入って行くような気分で、舗装されていない道をスクールバスに揺られて約30分。

バスを降りると、ぬうっとそびえる岩山。

これまた天空の城ラピュタか・・・。



レイク・オハラ湖畔から登りはじめ、レイク・オエサ・トレイルに入ります。

対岸に点在するのがレイクオハラ・ロッジ。

最低2泊からですが、リピーター中心でなかなか新規には取れないとのこと。

このエリアは総称してレイク・オハラと呼ばれますが、実際にはレイクオハラの東西に幾つもの湖とトレイルが展開しています。

一日では周りきれないので、このロッジを拠点にハイキングを楽しむのもいいなあと思いました。

今回はレイク・マッカーサーと人気を二分する、レイク・オエサ方面へ向かいます。



湖畔から少し登りが続いた後、比較的緩やかなレイクオエサ・トレイルを約1時間半ほどでレイク・オエサに到着。

険しい山に囲まれた、非常に深い青色の湖です。

オエサとは先住民族の言葉で「氷」を意味します。

氷河のような色と言う意味でしょうか。





ここでランチ休憩。

特注のおにぎりが美味!




神秘的な色は光の加減で様々に移ろいます。





日がいっぱいに差し込むと、宝石のように輝くのです

レイク・オエサを後に、ヤクネス・マウンテン(2847m)の岩壁に当るガレ場を慎重に進みます。

一般的なハイキングルートは、分岐点を右に降りて戻ります。

が、今日はコンディションもよく参加者の足並みも揃っているというリーダーの判断で、足場的には上級者向けのアルパイン・ルートを通って反対側に抜けて行きます。

砂利が滑りやすいアップダウンのあるところではストックが活躍します。

安定した地面に強めに置いて体重をかけ、足腰への負担を軽減します。

足だけでなく、腕の力も借りて進むのです。


岩場ではストックは邪魔かなと思ったのですが、意外と使えました。

体重をかけず、軽い支えとして使うのがコツ。

こういう岩場を、次はどこに足置こうかと考えながら歩くのはとても脳にいいそうです。

確かに、単調じゃなくて飽きないですね。

ヤクネスレッジス・アルパインルートを進んでしばらくすると、ぱあっと眺望が開けます。

レイク・オハラと周辺の山々。


望遠もですが広角も使わない主義なので、こういう風景はちと入りきらないのです。


←右方向の視界。

←左方向の視界。

上級者向けのアルパインルートをよたよたと下って、ハンガビー・レイクまで降りて来ました。



この辺りはカラマツの黄葉がまだ残っています。

この辺りの山並み、不思議な色合いがまた素晴らしく。 本日のクライマックス。

「オパビン・プロスペクト」というビューポイントです。

望遠も広角もない見たままの風景の一部。

実際にそこに立つと、左方向には巨大な屏風のようなマウント・シェイファーがそびえています。



その後、再びレイク・オハラ湖畔を通り、



ロッジを抜けて、


←レイクオハラロッジ本館



今朝見たラピュタ山を望む、



バスが発着するデイ・シェルターに戻ります。





今シーズン最終のバスに乗ります。




来る時もらった、帰りのバスチケット代わりのコインを渡します。





さて、バンフに来ました。

今夜の宿はダウンタウン中心、ブリュースター・マウンテンロッジ。

←3Fのバルコニー付のところが、マウンテンビューのデラックス・カテゴリーです。



カスケード・マウンテンはバルコニーに出て、ムガッと体ごと少し乗り出して右を向くと、見えます^^;。

あと、正面にも低い山が見えています。



ロビーはこじんまりとした、吹き抜けの感じよい空間。

伝統的なマウンテンスタイルのインテリアが雰囲気たっぷりです。




部屋は天井が高く、ジュニアスイート並みの広さ!

連泊にすればよかったかな!と悔やまれたほど。




部屋にいるのがうれしいような快適空間です。





低いけど山も一応正面に見えるし、このどっしりとしたログ造りのバルコニーも気持ちいい。

下は賑やかな通りで、週末はちとうるさいやもしれませんが。

空の冷蔵庫にはソフトドリンクやビールを入れておくといいですね。

日本と違ってコンビニやスーパーで缶ビール1本とか買えませんので。

今日はやっぱり肉でしょう。ステーキもいいけど日本ではあまりないプライム・リブにしてみます。柔らかいのがお好きな方にもお勧めです。

要は分厚いローストビーフのことで、基本的にはミディアム・レアです。

今日は手軽にバンフアベニューの「The_Keg」で。
量は10オンス(280g)から。

付け合せはドバーッとしたポテトはもう・・という方は、こんなベジタブルミックスも選べます。

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