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スタッフ見聞録

2011.6/20-6/30☆
夏のはじめ、アイスランド半周

ホプンと周辺スポット視察

※地元旅行会社の案内で、なかなか行けないところも見学できました。

朝食は例のミックスグループでいっぱい。
みんな実によく食べます。
アメリカンブレックファーストに慣れていると質素なのでしょう。甘いデーニッシュが出されるとあっという間になくなりました。
ジュースの横の小さなグラスはLYSIです。
サメの肝油でアイスランド人は毎朝スプーン一杯飲むとか・・。
ホテルの朝食でも時々見ました。
今日は現地旅行社のガイドでホプン周辺をめぐります。
まずはちょっと空港寄っていい?ということでホプン空港へ。
B氏はレンタカー会社のロゴ入りのジャケットを着ています。
フライトに合わせて空港で営業かな。
レイキャヴィークから到着したイーグル・エアー。
空港から既に氷河が見えまくってます。これぞイースト!
空港からいきなり歩き出すツーリスト。
どこまで行くのだろう・・・??
グレイシャーー・ワールド・・・第二の氷河湖
その後ホプンの町から20km程北にあるホッフェルへ。
ヴァトナヨートクルの氷舌の一つホッフェルスヨートクル(お気づきと思いますがヨートクル=氷河)を最深部に望む峡谷です。
最近温泉が出たのを機にホットタブが設置され、冬はオーロラ鑑賞地ともなっています。
写真の小屋やホットタブで暖をとりながら、オーロラを待つことができます。
夏はここからATVバイクで奥の氷河まで行くアクティビティが催行されています。
この場所はグレイシャー・ワールドという名が付いているようです。
この写真はあちこちで見ました。
ホプン基点の観光スポットとして売出し中のようです。
最深部の氷河。
ヨークルサルロンを小さくしたような氷河湖がありました。
ボートツアーをするにはやや小さいですが、その分氷河がより近い!
氷河湖に至る道なき道は、見渡す限りのモレーンの河原。
寒々とした世界の石の隙間で、可憐な花が咲いています。
これはナデシコ科のマンテマという花の一種で、SeaCampion訳して海マンテマ(?)。
これは溶岩台地などの地衣類くらいしか育たないような場所でもよく見かけた、相当に強い植物です。
クリーピング・タイムの一種と思われます。
峡谷には素晴らしく清らかな水も流れていました。
アイスランドは世界で一番クリーンな国とも言われます。
世界一クリーンな空気、世界一クリーンな水。
そしてこの水はアイスランドで最もきれいと言われているのだそうです。
ヨーロッパ最大の氷河の上へ!
次に向かったのはホプンから西へ、ヨークルサルロンへ行く途中のヨークラセルという場所です。
1号線の道路からF985というオフロードを登ります。
ちなみにF***(番号)はみなオフロードに付けられた名称です。
通常の車両では無理な道ですが、ツーリストが無茶をしてトラブルを起こすことがあるそうです。
土埃をあげてぐいぐい登り、背後には海岸線が目の前には氷河が見えてきます。
B氏は数えきれないほどこの道を行き来しているので、口笛を吹きながら片手で運転しています。
ヴァトナヨートクルの氷舌・・・一体幾つの氷舌があるのでしょう・・の一つまで登って来ました。
この小屋の中にスノーモービル等のツアーを扱うオフィスと食事休憩場、トイレなどがあります。
B氏、なかなかカッコイイ。
親分という感じです。
スノーモービルがずらり。
ここからスタートして、ヴァトナヨートクル上を疾走することができます
食事&休憩コーナー。
ランチはこんな感じのバッフェ。
さて、私たちもランチ。
F985の入口にあるホテル&レストラン、Smyrlabjorg。
食事は自信をもっているそうです。
ラムはどこで食べても外れませんが、これは芸術的絶品でした。
そしてデザートのチョコレートケーキ。
実に!実に!微妙に甘さを抑えてあって、あまりの美味しさに撮影を忘れて途中まで食べてしまいました。
これはマイッタ。
普段ケーキなど食べない男性でも絶対いける味です。
客室は明るくてナチュラルでよい感じです。
場所的に出歩くってことはできないのでグループ向きですが、冬はオーロラハントもいいかもです。
ホテルのオーナーとB氏。
よきビジネスパートナーのようです。
B氏、笑うとフツーのおっちゃんかも。
ハイウエイに戻り、ホプンのさらに東を目指します。
氷河と羊を撮りたかったので、車を停めてもらいました。
羊は国中至るところにいますが、馬もよく見かけます。
氷河砂漠と青い谷
ホプンから1号線を東へ30kmほど走り、F980を入って行きます。
地名はJokulsarsandur、直訳で氷河の砂地、砂原。
「氷河砂漠」と呼ばせてもらいます。
途中から道を外れ、神がかり的な運転で河原を登って行くB氏。
俺に走れない地面はないのだ。大荒れの海を波乗りする感じでぐいぐい進みます。
美しい馬の毛並みを思わせる谷。植物は矮性の樺の一種。
ここにもメチャメチャきれいな水が湧き出ています。
足元の石も実にカラフル。
やはりブルーが美しく目立ちます。
拾ってみると、とても軽いです。
辺りを見下ろします。
この場所の独特の美しさに惹かれた人々が、道沿いにリゾートハウスを建てているそうです。
B氏、ここからいきなり下り始めます。
窓の下を・・・見なければよかった。命あずけるしかありません。
川こうの崖には、自然が描いた抽象画。
土の成分に由来するのでしょうが、特にブルーがよく入るのがこの辺りの特徴のようです。
「青い谷」と呼ぶことにします。
こんなところにも羊が。後姿が写っています。
この色彩は圧巻でした。
神々の描いた絵でしょうか・・・。
B氏いわく、ここはアイスランドで一番美しいハイキングコースとのことです。
決まったルートはありませんが、時間に応じていかようにも組めるそうです。
バットマン・マウンテン
ホプンから日帰り観光で訪れる、ストックネスの風景。
非常に見ごたえある険しい山並みです。
バットマン・マウンテンです(正式名称ではない)。
バットマンのロケ地としてここも候補にあがっていたんだよ、とB氏。
指輪物語の候補地でもあったそうです。
なるほどと頷けます。
まさにそんな感じの風景が延々と続いている、ホプン周辺でした。
夕食は教えてもらったロブスター・レストランで。
Langostineという手長エビです。
ホールかテイルか選ぶのですが、テイルがおすすめ。
写真はホールですが・・。
写真のビールは軽めで飲みやすかったです。
ホテルから港方向に歩いて行きます。
きれいなレストランで、観光客に人気があります。

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