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スタッフ見聞録

2010.7/9-7/17☆
スイスアルプス・ハイキング


クライネシャイデックの斜面の花畑。



ハイキングその1
メンリッヒェン⇒クライネ・シャイデック&アイガートレイル&アイガー・グレッチャー⇒ウェンゲンアルプ


ウマイ

ヨーロッパが初めてのDKはまず朝食に感動。

見た目何てことないどちらかと言うと質素な朝食ですが、
アルプスの食事は種類は少なくてもひとつひとつが完成度が高く、美味しいのです。
_




DKはこのニワトリに感動。

中には温かいゆで卵が。



さて行動開始。

天空の村ミューレンからゴンドラで一気に800mを降ります。

まさに谷底という感じの絶景。



ここからポストバスでラウターブルンネンへ。

緑が一気に広がった風景に目を奪われます。

氷河に削られた断崖絶壁から、いくつもの滝が流れ落ちています。




ラウターブルンネンは幾つかの路線が交差する駅で、なかなか立派です。

ホームからホームへ、ヒョイヒョイと線路をまたいで行くのが何とも言えず快感です



登山電車でウェンゲンへ登って行きます。

ユングフラウがどんどん大きくなり近づいて来ます。



ウェンゲンから見たミューレン。

ラウターブルンネンの谷を挟み、2つの村は向かい合っています。




ウェンゲンもガソリン車が入れない山腹の村ですが、より華やかな感じです。



店もたくさんありそうです。

メインストリートからユングフラウが正面に






大きな店ではないのに、とても品揃えがよいスーパーマーケット。

チーズの種類も沢山ありました。



ウェンゲンからミューレンを見渡しながら、ゴンドラでメンリッヒェンへ上がります。

メンリッヒェンはグリンデルワルトとラウターブルンネンの2つの谷の間にある展望地。

ベルナーオーバーラント三山を初めとする大展望が広がる、素晴らしい景勝地です。




ここからクライネシャイデックまでは約1時間半の人気ハイキングコース。

今まで訪れたスイスはハイキングツアー向けのコースばかり歩いていました

今回はより一般的な人気コースを実際歩いてみるのが目的のひとつです。




想像以上にすごい景観の中を歩きます。

人一人がちょうど歩けるくらいの道幅で、整備されて歩きやすいです。

道はほぼ平坦。どなたでも楽しめ、足慣らしにもよいコースです。



←こんな感じの山腹を歩いて行きます。

アイガーをはじめとするダイナミックな山を正面に見ながらの絶景。



絶景の休憩場所。



特に花が多いことはありませんが、青紫のゲンチアナ系、アルペンローゼ等も見かけました。



クライネシャイデックが見えてきました。

この辺り結構急な下り。



池?の斜面の花がすごかった・・・!

比較的丈のある草花で、天国みたいでした。



斜面の途中にいい感じのレストランがあって誘惑します。

_ビール飲みてー




まだ早くね?

カナディアンはストイックです。

でも考えてみればまだ午前なのでした。


ここからまだ行ったことないユングフラウヨッホへ行く予定だったのですが、
やっぱもう少し歩きたいなという感じで、アイガートレイルに変更。


←小さな人が見えるでしょうか。

歩き始めは森林限界の上で迫力ある風景です。時々残雪も。



右側が覆いかぶさってくるような巨大なアイガー。

左側に広がるグリンデルワルトの緑の谷。

厳しく迫力ある景観と美しくのどかな景観の間を歩くのがこのコースの醍醐味です。

後半は花も多いので楽しみがさらに増えます。



途中、こんな滝を越えたり。

アイガートレイルは体力的には軽めの下りのコースなのですが、足場的には中級です。

後半のジグザグの下りは乾いていると滑りやすく、ストックの使用がベターです。



そしてアイガーを背に、ぐいぐい下ります。
彼方にアルプグレンのレストランが見えてきます。
冷たいビールを夢に見ながら下ります。

ジグザグの階段状なので、下り好きには楽しいです。

このあたり花も多いです。



アルピグレンに到着。

下りが苦手な人はへろへろになるかもです。

連日のハイクの場合は大事をみてストックを使うべきです。
元ガイドのDKは何でもなかったですが、久々に歩いたワタシは、思えばこのときからストックを使うべきでした。




ウマイ

確かに***じゃこういう場合、パサパサのサンドイッチくらいしかないかもですね。

DKは行き届いた山のインフラに感動している様子



今日は初日に足慣らしなのでこのくらいにしておく予定でした。

が、アイガーグレッチャーから見えたトレイルがどうしても気になる。

_まだ歩ける・・・?

←アイガーグレッチャーの駅



氷河を真横に見ながら、モレーンの上を下るトレイル。

ユングフラウの真下を歩く、人一人がやっと通れるくらいの道です。

時々ものすごい音を立てて氷河が崩れ落ちます。



歩き始めは結構どきどきです。

砂利が滑りやすく勾配もあるので慎重に進む必要があります。

ここはストック要ります。



モレーンを過ぎると緑の斜面を下ります。

終始傾斜はきつめ。

初心者向けではありません。



誰ともすれ違いませんでした。

ここはそして、すごい花、花、花。





花は多分アイガートレイルより多いです。

紫のアザミや濃いピンクの野ばらなど、色が鮮やか。



下りきったところで道が分かれ、駅らしきものが上に見えていたのにサインが無いので歩き続けているうち、かなり道をそれてしまい往生しました。

標識より自分の目を信じよ、次回への教訓。

昨日と同様、夕方になってシャワーがあり、ウェンゲンの駅で雨宿り兼一時間の電車待ち。



ちなみに駅付近の花がまたすごく、雨の後でひときわ美しく咲いていました。

いつも思うのですが、個々の花より群生を撮るのは難しい。

見たままにはなかなか撮れません。



M師匠によれば来週には刈ってしまうとか。

やはり盛夏に入る前のこの頃が花の盛りなのですね。

それにしてもすごい咲きっぷりでした。




ようやくミューレンのレストランにたどり着きました。

←DK得意の構図。

外では雨上りの山がきれいです。



ミューレンに泊まっていると、どこかへ行って帰って来るのに色んな乗り物を使うので大変といえば大変だし時間もかかります。




それでも一日の初めと終わりにここにいられることは、やはり特別なことだと思うのです。


ちょっと今日はいきなり濃すぎましたかね・・・。

明日は少しスローダウンしましょう。

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